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ご挨拶

今、賃貸マンション経営の状況が大きく変わってきています。
歴史上初めての大きな転換期を迎えていると言ってもよいかもしれません。

賃貸マンション経営というのは、比較的手間をかけなくてもいつも入居者が入って利益を生むものであるという時代は過去のものとなりつつあります。

少子高齢化によって日本は、人口減少社会に突入し、2050年には9000万人を割り込むまで減少することが予想されています。一方、新築賃貸住宅の供給は毎年30万戸以上(2012年~2015年)建ち続けています。需要と供給のバランスで言えば、明らかに供給過剰の状況が生まれ、2040年には、空室率は40%前後になるという予測まであるくらいです。

借り手が減って貸し手が増えれば、当然、賃貸市場の入居者獲得競争は激しくなり、その競争の度合いは年を追うごとに激化していくでしょう。
市場競争というのは、他の業界では特に珍しくはなく、当たり前のことです。しかしわが国においては、戦後長らく住宅不足の時代が続いていたため、賃貸市場に競争という概念はありませんでした。

資本主義経済において競争はある意味当たり前の原理です。今までの賃貸市場は数少ない例外の一つでしたが、今後は他の業界と同じように、競争市場になっていきます。その競争に勝ち残っていくためには、「競争の中での経営」という意識を持って、様々な工夫を実行していく必要があります。

利益を出すための企業間競争と同様の現象が、賃貸マンション経営の世界でも今後本格化していきます。

賃貸マンション事業は、会社経営と同じです。「所有と経営の分離」が当たり前になっている昨今ですが、賃貸経営においても当然プロが経営する時代になってきています。将来的には、更なる空室率の上昇と賃料の下落が予想され、賃貸マンション間の競争が熾烈化し、賃貸経営のプロ同士による入居者獲得競争が行われることになるでしょう。

当社が実践しているプロパティマネジメント(賃貸管理)は、その「プロが行う賃貸経営」です。オーナーさまの行うべき賃貸経営を代行する立場で、賃貸経営のプロとしてオーナーさまの利益を最大化するために行う経営代行業務です。賃貸経営を突き詰めていけば、空室の問題は重要ですが、それだけではありません。経営という視点に立てば、利益を出し、最大化することが求められ、そのために様々なことを実行する必要があります。

賃貸経営およびその管理手法は日進月歩の世界です。私たちも日々より良い管理方式を求め進歩し、より多くのお客さまに、そして広く社会に必要として頂ける企業となるために、これからも努力を重ねてまいります。