スタッフブログ:賃貸管理こぼれ話

賃貸住宅フェア2015大阪 Vol.4

2015.11.04(水)

こんにちは、不動産経営コンサルタントの岡本麻美です。

 

スタッフで繋げてきた『賃貸住宅フェア』のリポートの最後は岡本が努めます。そんな私が一番お伝えしたいのは、なんといっても話題の『民泊』ですね。セミナー会場は入りきれないほどの人数でした・・・

 

最近では、『Airbnb』の普及により、大阪市内でも多くの民泊物件が出回るようになりましたね。外国人観光客の増加と賃貸マンションの空室増加に対して、どちらにもメリットがあります。

 

当社にも日本橋や心斎橋辺りで民泊用に賃貸できる物件がないか業者さんからの問い合わせもたくさんあります。しかし、メリットばかりではなく、オーナーさんにとって不安要素もあるのも事実ですよね(-_-;)

 

一般的にホテルなどの宿泊施設には旅館業法が適用され、フロントを設置しなければならないなどの制約があります。大阪市でも国家戦略特別区域内において旅館業法の適用を除外する法案も出ましたが、現在では可決の見通しがたっておらずグレーゾーンの多い分野です。

 

民泊利用者は殆どの方が外国人旅行客なので国も違えばマナーも違います。言葉も通じないのでどうしてもトラブルに繋がる可能性もあります。他にも治安や安全、衛生面についての不安もあります。

 

それらがなければ空室が増えていく時代にとっては、明るい空室対策の一つだといえます。マナーが分からない外国人相手にビジネスを展開していくのであれば、契約やトラブル対応のシステム化を構築する必要があります。

 

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次は、カラーテクニックリノベーションのセミナーへ参加しました。私が学生時代の賃貸物件を思い出すと、初期費用も家賃も高いのに何の面白みもない部屋だったなと懐かしく思います。

 

今ではアクセントクロス入れたり、ダイノックシートで簡単にイメージを変えることができます。第一印象を左右するのは93%が見た目だそうです。恐ろしいことに室内を新築のようにリノベーションしても、第一印象は物件の外観です。

 

物件を見た瞬間からこの物件に住みたいか?振り分けが始まっているのです。今は、便利なグーグルマップで物件へ行かなくても外観を見ることができます。

 

そこで目を引く外観のデザインや配色だと、この物件へ足を運びたい気持ちになり内覧に繋がるのだと思います。ちなみにカラーで迷ったら緑にすると失敗が少ないそうです。

 

来年になれば世の中の賃貸事情はまた変わっているでしょう・・・この業界は一歩先を読んで行動していかないと生き残れない世界だと思い知らされた一日でした。