スタッフブログ:賃貸管理こぼれ話

テナントリテンション

2015.09.03(木)

こんにちは、岡本麻美です。

 

空室対策といえば、家賃を下げたり、リフォームやリノベーションを連想すると思います。それ以外では、入居者募集の方法を工夫したり、 広告費を多く払うなどの方法もあります。

 

しかし1番の空室対策は、入居者さんが出ていかないこと、つまり長く住んでもらうことです。これを入居者保持といって「テナントリテンション」と呼びます。

 

テナントリテンションは収益維持に直結します。 入居者さんが退去しなければ空室を防ぐばかりでなく、 新規入居者募集のための経費も必要ありませんよね。

 

入居者さんが部屋を出てしまったらどんなに早く次の入居者が決まっても、前の入居者が出た後の原状回復工事などの期間や費用はかかってきます。しかも、次の入居者さんが決まったとしても、前回と同じ賃料が取れるとは限りません。なので、テナントリテンションは、とても重要となります。

 

そして、数あるテナントリテンションで1番効果が高いのが掃除です。入居者アンケートの結果でも、物件の清潔感は皆さん気にされていますので、共用部の清掃などはしっかり予算を確保して行ってくださいね。

 

他には季節感の演出というのもあります。たとえば、12月にクリスマスツリーをエントランスに置いたり、7月には七夕の飾り付けをするなど、季節感を演出することもテナントリテンションにつながったりします。一度、試してみるのもいかがでしょうか???

 

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