スタッフブログ:賃貸管理こぼれ話

保険の歴史

2016.02.22(月)

こんにちは、総務課内田です。

 

実は私、明日試験を控えています!損害保険の資格を所有しているのですが、保険の資格は4年に1度更新があり、再度資格試験を受けなければなりません。

 

今回は、基礎となる部分の試験と火災保険・傷害保険の試験があります。テキストを読み返すと、保険は常に内容が改定されていくので新たな気づきもあり、すごく勉強になります。

 

実は最も歴史の古い損害保険は海上保険で、その起源は中世のイタリアで行われていた冒険貸借(ぼうけんたいしゃく)と呼ばれる金銭の貸借契約にさかのぼります。

 

その後、17世紀後半になりますが、ロンドンシティの近くにあるコーヒーハウス【ロイド】がオープンし、商人や船員たちが集まるようになったそうです。

 

その当時はコーヒーハウスが少なかったようなので、物珍しさもあったのか人が集まり交流するようになったのだと思います。

 

その【ロイド】の店主のエドワード・ロイドという人が、お客さんの会話を聞いているうちに、お客さんが必要としているのが海事ニュースだと知ります。そして、お客さんへのサービスとして海事ニュースを提供したそうです。

 

ロイドは純粋にサービスとして情報を提供していたそうですが、世界の様々な情報が入手できるとあって、いつしか保険業者たちがあつまり、保険引き受け業者の取引場所となっていたようです。

 

ロイドの死去後も保険業者達が資金をだしあって人を雇い、保険取引専門の場所としました。死去後とはいえ取引の場所を提供してくれたロイド氏に敬意を払い、コーヒーハウスを改めて【ロイズ】と命名し、取引の専門所とし組合名にも【ロイズ保険組合】と名付けたようです。

 

その時代は海賊や自然が猛威を振るっていたので、海事ニュースはとても大事なものだったのではないかと思います。

 

そんなこんなで、豆知識ばかり増やし、重要な試験勉強が進んでいませんが…明日120分試験頑張ってきます!

 

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