スタッフブログ:賃貸管理こぼれ話

2,000円の空室対策

2015.08.10(月)

こんにちは、不動産経営コンサルタントの田中です。

 

毎日暑い日が続きますね。外に出た途端に熱風にさらされ、外回りすることに気が引けそうですが、夏の暑さに負けない熱意で日々空室と奮闘しています!

 

さて、本日は閑散期の入居者募集活動についてお伝えします。空室になると、リフォームをして、競合物件の募集状況を調べて家賃設定を行います。そして、いざ募集して内覧者が来た時に、ただ決まるのを待っているだけでは、この時期は特に決まりませんよね。

 

内覧があるにもかかわらず、決まらないお部屋に対して、ほんの少し『おもてなし』をするだけでも成約率は上がります。今回はその手法をご紹介いたします。

 

まず、お部屋に入って一番目立つところに以下の写真のようなテーブルにウェルカムボードを設置します。そして生活空間をイメージしていただくためにお皿や食品サンプルを置いたり造花を飾ります。

 

空室対策 (2)

 

ちなみに値段はというと、

テーブル・・・・・・999円

ウェルカムボード・・300円

それ以外の写真に写っているものは全て100円ショップで揃えたものです。

 

100均スリッパ

 

このようにスリッパとマットも100円です。他にも、お部屋の間取り図面や周辺環境(銀行や病院など)を記載した地図、間口などのサイズを測るメジャー、引越し初日に必要なバスセットなども置いたりしています。

 

このように少し『おもてなし』をするだけで内覧者のイメージは大きく変わるものです。家賃を大幅に下げることやリノベーションに比べると効果は薄いですが2,000円で出来る空室対策です。

 

必ずしも必要か?というとそうでもないかもしれません。しかし何もない部屋より内覧に来ていただいた方の印象は良いはずですし、効果も感じております。これからも色々試してまたご報告したいと思います。