スタッフブログ:賃貸管理こぼれ話

いかに選ばれるか

2015.07.01(水)

こんにちは、岡本麻美です。

 

満室経営を実践するためのノウハウは書籍やネット情報などに多く紹介されています。私も不動産経営コンサルタントを始めた頃、これらの情報を収集して勉強しました。そして現在は、オーナーさんが所有している収益物件の収益最大化を任せいただいております。

 

実務を通していつも感じることは、一般的に出回っている空室対策の小手先のスキルも役立ちますが、結局のところは基本的な業務を継続してしっかり行うことが 大切なんです。小手先のスキルとは、賃料共益費合わせて85,000円で募集したいとき、ネット反響等を意識して、賃料79,000円、共益費6,000円とするみたいなことです。

 

わたしが考える満室経営の原理原則は、入居者さんから『如何に選ばれるか』です。そのためには、以下の3つが重要となります。

 

1.市場・顧客を知る:地域の賃貸需要・入居者動向が答えを持つ

2.競合を知る:“選ばれる物件”と“選ばれない物件”全ては比較から他に無いもので勝つ

3.幅広い周知活動:できるだけ多くの入居者さんに目に触れるように周知する

 

これといって特別なことは行っていません。とはいえ、これを徹底的に行うことが大切なんです。私たちが行っている空室対策は、例えば、従前は礼金を多く取っていたところを市場と競合に合わせて0円にしたりすることです。

 

その後は、新しい賃貸条件を仲介業者さんに知っていただくために徹底的に周知することですね。周知の仕方は、当社独自のノウハウは多少ありますが、基本的には特別なことはありません。

 

一昔前のように放っておいても入居者が決まる時代ではないので、不動産投資も厳しくなっています。自主管理されているオーナーさんや私たちのような賃貸管理会社も常に業務改善する必要があります。岡本が持っているノウハウも常に通用するとは思っていないので、日々より良い管理手法を模索していきますね!

 

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